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マウスピース矯正
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正とは、ご自身で取り外し可能な透明のマウスピースをはめることで、少しずつ歯を動かし歯並びをきれいに整える治療です。基本的には、前歯の歯並びを整える治療です。
まず型取りを行い、模型状で1本1本歯を分割し、術前から0.7mmの範囲内(一度に動かせる最大量)できれいな歯並びに修正した状態の模型を作製します。
その模型でマウスピースをつくり、患者様にお渡しします。術前の状態より、少し歯並びが整ったマウスピースをはめていただくことで、歯並びを動かします。
型取りからマウスピースのお渡しまでを1つのステップとし、それを繰り返していくことできれいな歯並びに整えていきます。歯列不正の状態によって必要なステップは個人差がありますので、期間も様々ですが、1年から1年半程度で動かす治療を終える方が多いです。
その後は装着時間を徐々に短くして、きれいな歯並びをキープする保定期間に入ります。
マウスピース矯正のメリットとデメリット
メリット
- 歯を削らずに歯並びをきれいに整えることができる
- ワイヤー矯正のように目立つことがないので、見た目のコンプレックスがない
- 食事と歯磨きの際は必ず外すので食べ物等が挟まることなく、虫歯リスクが低い
- 歯の色を白くしたい場合は、同時にホワイトニングを行うことができる
デメリット
- 平均的な治療期間は1年以上かかるので、急いでいる方には向かない
- 歯の形は変えられないので、大きさのバランスが悪い場合はセラミック矯正の方が適している
- 前歯の軽度な歯列不正に適応するので、重度の歯列不正や噛み合わせの異常はワイヤー矯正でないと難しい
治療の流れとメインテナンス
検査、診断
- 口腔内写真撮影(前方、左右側方)、上下の型取りを行い、必要なステップ数を診断
- 技工所にマウスピースの作製依頼
- (2週間後)完成したマウスピースの着脱・洗浄方法等を説明して、矯正治療スタート
- (さらに2週間後)使用状況を確認し、特に問題がなければ次のステップのための型取り
- 5~10回ほど繰り返し
- 保定期間を経て完了
歯を削らず整えるマウスピース矯正
マウスピース矯正は、前歯の歯並びをきれいなアーチ状に整えたいという希望で、ご自身の歯を削ることに抵抗がある方に適しています。
現在の状態によってはマウスピース矯正だとスペースが確保できず、きれいに歯を並べることが難しい場合もありますので、別の治療方法をご提案させていただくこともあります。
また歯の色を白くしたい場合は、併せてホワイトニングをすることもできますので、自然な白さときれいな歯並びを手に入れられることも人気の秘密です。
マウスピース矯正治療例
14ステップのケース
自由診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。
副作用(リスク):つけ始めにマウスピースの違和感を感じることがあります。
上の前歯の隙間が気になるとのことで来院されました。歯はできるだけ削りたくないとおっしゃり、セラミックではなくマウスピース矯正での施術を希望されていました。
隙間が埋まって今より目立たなくなれば良いとのことで、人工的な雰囲気の揃いすぎている仕上がりではなくご自身の歯の形を生かした状態で仕上げたいとのことでした。
ご自身の歯のイメージや雰囲気を壊さないようにと希望されるケースは少なくありません。今回もご本人の個性を残しながら、気になるすき間だけを改善させました。
- 治療期間:1年2ヶ月
- 費用:¥864,000
- 担当医師:石井
マウスピース矯正の料金について
様々な種類のマウスピース矯正を値段別にご紹介。現在の歯並びによって料金が大きく変わってきますので、信頼できるクリニック選びが重要です。