- HOME
- セラミッククラウン
セラミッククラウン
セラミッククラウン治療とは
セラミック治療とは、土台の上にセラミックの被せ物をセットする治療です。
歯の色が気になるなどの理由で、特に歯並びを変える必要のない場合はご自身の歯を土台の形に削り、その上にセラミックをセットします。
また歯並びを変える場合は、神経の処置を行ったうえでファイバーの白い土台を立て、セラミックをセットします。セラミックは変色、変質などを起こさず、経年劣化しにくい材料として美容歯科界で広く使用されています。
元々生えている歯のような複雑な色調を出すこともできますので、見た目のきれいさにこだわる方に向いています。
セラミッククラウン治療のメリットとデメリット
メリット
- 元々の歯のような自然な見た目の歯にすることができる
- ホワイトニングの限界値を超えた白さの歯にすることができる
- 土台部分にファイバーコア、かつオールセラミッククラウンを採用すると金属を全く使用しないので、金属アレルギーの方でも安心
- 金属フリーの素材選択であれば、数年後にブラックマージンになる心配がない
デメリット
- 自分の歯を削る必要がある
- 健康保険適応外のため、費用が高額になる
治療の流れとメインテナンス
神経を残してセラミックをセットする場合
- 歯を削って土台の形に整えたあと、仮歯を装着
- 仮歯の形態調整
- セラミッククラウンの型取り
- 適合を確認し、装着する
- 噛み合わせの調整をして完了
神経治療を行ってセラミックをセットする場合
- 神経の入っている管の中を消毒、洗浄した後に最終的な薬を詰める
- 土台を立てて仮歯にする
- 仮歯の形態調整
- セラミッククラウンの型取り
- 適合を確認し、装着する
- 噛み合わせを調整して完了
定期的なメンテナンスで一生使えるセラミッククラウン
セラミック治療後は、一部分に大きな負担がかかると破折や脱離の原因となりますので、定期的な噛み合わせの調整が重要となります。
噛み合わせは半年ほどで変化のある方もいますので、定期的なチェックとメインテナンスをきちんと受けていただくことが、長期的にきれいなセラミックを快適にお使いいただくことに繋がります。
セラミッククラウン治療例
前歯12本 テトラサイクリン歯のケース
自由診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。
副作用(リスク):一時的に歯がしみたり、噛み合わせの違和感を感じることがあります。
中等度のテトラサイクリン歯と、プラスチックの詰め物の変色をきれいにしたいというご希望でご来院されました。
最初は、ホワイトニングできれいな状態にできたら…とおっしゃっていましたが、テトラサイクリン歯であることが完全にわからない状態にすることは難しく、効果が得られにくいことをお伝えしました。そして詰め物の色の違いや模様のない白い歯にするために、前歯の見える範囲にセラミッククラウンをセットするプランをご提案させていただきました。
歯の傾きを調整する必要のある部分は神経の処置を行い、歯の色の改善はもちろん、歯並びも整えることできれいなスマイルラインに仕上がりました。
- 治療期間:3ヶ月
- 費用:¥1,500,000
- 担当医師:佐久間
セラミック治療の料金について
代表的なセラミック治療であるセラミッククラウンについて、3種類の素材ごとの特徴や料金をご紹介します。