オフィスホワイトニング用薬剤の種類
松風ハイライト
世界で最初に販売されたホワイトニング用薬剤であり、最もベーシックなタイプといえます。
一回ごとの効果は薄いため、数回の施術が必要です。施術毎に術者が液(35%過酸化水素)と粉(触媒、促進剤など)を調合し、練和・塗布していく施術になるので、やや安定性にかける点があります。
またハロゲンライトやLEDの照射を必要とするため、白さの結果を出すのに比較的長期間かかることが考えられます。
オパールエッセンスブースト
レーザーを必要としないホワイトニングシステムです。
歯に熱を与えないため、しみるようなお痛みが発生しにくいと考えられます。また、歯を休ませる期間(ダウンタイム)が必要ないため、連日の施術が可能になります。
主成分である過酸化水素が高濃度(35~40%)に設定されていることも特徴のひとつです。そのため短期間で快適に歯を白くしていくことができます。
ティオン(Tion)
人体に影響を及ぼす紫外線域の光照射ではなく、可視光線域の光を使用したレーザーホワイトニングです。
比較的低濃度(過酸化水素23%、二酸化チタン)の薬剤を使用し、レーザーの使用により薬剤を活性化させる仕組みとなっています。
ピレーネ
ティオンと同じく低濃度過酸化水や素と二酸化チタンの混合液に可視光線を照射するホワイトニングシステムです。
特徴としてはホワイトニングによる歯・歯周組織(歯肉など)への刺激が最も少ないと考えられます。
まとめ-薬剤選択はクリニックと相談して
いくつかの代表的な薬剤をご紹介しましたが、基本的にはホワイトニング薬剤の選択は美容歯科クリニック自身が行います。
「痛みを感じやすい」「短期間で白くしたい」などの希望を伝えることが大切ですので、カウンセリングでご要望をきちんと伝え、薬剤を選ぶというよりも、信頼してお任せ出来るクリニックを選ぶことが白い歯への近道と言えるかもしれません。